第一話「永遠の片想い」

〜狂おしい恋に生きた、愛しい僕の妹〜

思ったより視聴率が低かったかな、でもまぁ順当なところ。
で気になったとこだけ抜粋してみました。

二回づつ「わかんない」というセリフがまなとと唯にあるんだけど、
ここの言い回しはいつものことながらウマい。

佐伯が『101回目の〜』を真似したとこは思わず笑ったね
CM明けのカメラカットの仕様は『高校教師』って感じがしたなぁ。
あとはまなとがセーラー服の格好したときに、まるで戯けたピエロの様でしんみりした。

窪塚くん演ずる佐伯が『池袋ウエストゲートパーク』『LIPSTICK』での役を混ぜた感じだけど
どっちにしろ四人の中では際立ってる、他の人を喰わない程度でこれからもやるのかな?

シーン4〜6? モノローグ
今は21世紀らしい、
らしいというのはあの時の僕には、まるで実感が無かったから。
一体どこからどこまでが現実なんだ?
だからこそ忘れないよ君のことを、僕を救ってくれたんだもん。
ほら見てごらん、こんなにも臆病でひとりぼっちだった あの頃の僕が‥

シーン13? 噴水の前
まなと「あいつらいじめてるようで、じつは演出も台本も僕次第ってわけ」
   「わかった?」
  唯「わかんない」
〜中略〜
まなと「どうでもいいけど君なんなの?」
  唯「なんなのって」
まなと「いやぁ、偶然にしてはよく会うから」
  唯「会うのが偶然なら、会わないのも偶然じゃない」
   「わかった?」
まなと「わかんない」(唯に真似て)

シーン30? 橋の上
まなと「君、変だよ」
  唯「誰と比べて?」
まなと「いや、誰とって‥」
  唯「私から見たら皆が変だよ、面白くもないのに毎日生きてて」
まなと「君死にたいの?」
  唯「わかんない」(寂しそうに微笑んで)

シーン51? 橋の上
まなと「何をしてもされても学校や家の中でどんどん居場所がなくなっても
    これは演じてる僕であってホントの僕じゃない」
  唯「難しいけど何となく解かる」
まなと「ところが今日、僕は気付いたんだ」
  唯「何に?」ここのカメラ割りがめっちゃ好き
まなと「ホントの僕はいつの間にか演じてる僕に吸収されてるって」
  唯「偽者に乗っ取られてるの?」
まなと「あぁ」
  唯「こわいねぇ」(怯えながら)
まなとが不意に涙を流す
  唯「それはどっちの涙?本物?偽者?どっちの涙?」
まなと「わかんない」
  唯「ゲームしよっか!」
まなと「えっ」
  唯「次に来る車何色だと思う?」
なと「またそれ」(ちょっと呆れて?)
  唯「いいから何色?」
まなと「なんだっていいよ」
  唯「だったら何が来ても君が飛び込むの」
   「ねぇ出来る?」(まなとの方を見て)
   「男の子でしょ!」
まなと「あぁ」(戸惑いながらも)
  唯「来たよ」
まなと「で、でかいな」(大型のトラックを見て怯む)
  唯「一発でいけるよ」
まなとがトラックの前に憚りクラクションが鳴る
唯が手を引き道沿いに倒れたまなとの眼鏡を取りトラックに向かって投げた、そして
  唯「死んだよ、君の偽者」(微笑む)
まなと「君って変だよ」
  唯「誰と比べて?」(悪戯っぽく)
まなと「そう言えばまだ名前聞いてなかったね」
  唯「ゆい」(優しく)
まなと「僕はまなと、入江まなと」
  唯「知ってるよ」
まなと「えっ!?」

シーン49? 学校の視聴覚室? 
 佐伯「それで寂しくないの?」
真理子「そりゃあ、時々は」
 佐伯「だから卒業しない」
真理子「佐伯くん」(こどもを叱るように)
 佐伯「真理子が時々でも寂しくならないように、
    僕が何時までも側にいまぁ〜すから!」(101回目のプロポーズの武田鉄矢の真似?(笑))
   「何年でも留年しちゃう」

シーン55、56? モノローグ
あれからの僕は君のための僕と言っても言い過ぎじゃなかったよね。
だから、決して君のことを忘れたりはしないよ。
狂おしい恋に生きた、愛しい僕の妹


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